イタリアのお菓子「キアッケレ」は、サックリとした歯応えが心地よく、カーニバルの時にふるまわれます。
そのままの素朴な味わいをお茶のあてにしたり、ディップをつけたり、クリームを練りこんだりと、楽しみ方もいろいろ。
作り方も簡単で、材料を混ぜて、生地を伸ばしてカットし結んだら、油で揚げて粉砂糖をまぶします。ぜひやってみてください。
材料
キアッケレをクリームを練りこむ場合と、キアッケレにクリームをディップとして食べる場合とで材料と手順が一部違うので、お好みで調整してください。
- 小麦粉 250g
- バター 30g
- 卵 2個
- 砂糖 10g
- 白ワイン 大さじ2
- バニラエッセンス 小さじ2
- 塩 ひとつまみ
- サラダ油(揚げ用)適宜
- 粉砂糖 適宜
クリームを一緒に練りこむ場合
- ヘーゼルナッツクリーム 大さじ1
クリームをディップとして食べる場合
- ヘーゼルナッツクリーム 大さじ3
- ピスタチオクリーム 大さじ3
- 牛乳 100 cc
- 片栗粉 小さじ1
手順
工程[4]で手順が異なります。1~3は同じです。
クリームを一緒に練りこむ場合
- 大きめのボウルに小麦粉、砂糖、塩を入れて混ぜ合わせる。
- 小さく切ったバターを加え、ペーストリーカッターなどを使いバターを切りながら粉とすり混ぜる。
- ボウルの真ん中に窪みを作り、卵と白ワイン、バニラエッセンスを加える。フォークを使って卵をほぐしながら粉類と混ぜ合わせながら一つにまとめるようにして生地を一つにまとめる。生地の表面がなめらになるくらいまで5分ほどこねる。ラップをして1時間ほど室温で休ませる。
- 打ち粉をした作業台に生地を広げヘーゼルナッツクリームを真ん中に乗せる。ヘーゼルナッツクリームを包むようにして生地を重ね綿棒を使って薄く伸ばす。
- 薄く伸ばした生地を長方形に切り、真ん中に切れ目を入れる。生地をしたからくるんと通して手綱の形にする。
- 160℃に熱した油で揚げる。油を切ってから粉砂糖をふりかける。
クリームをディップとして食べる場合
- 大きめのボウルに小麦粉、砂糖、塩を入れて混ぜ合わせる。
- 小さく切ったバターを加え、ペーストリーカッターなどを使いバターを切りながら粉とすり混ぜる。
- ボウルの真ん中に窪みを作り、卵と白ワイン、バニラエッセンスを加える。フォークを使って卵をほぐしながら粉類と混ぜ合わせながら一つにまとめるようにして生地を一つにまとめる。生地の表面がなめらになるくらいまで5分ほどこねる。ラップをして1時間ほど室温で休ませる。
- 打ち粉(分量外)をした作業台に生地を取り出し、麺棒を使って薄く伸ばす。
- 薄く伸ばした生地を長方形に切り、真ん中に切れ目を入れる。生地を下からくるんと通して手綱の形にする。
- 160℃に熱した油で揚げる。油を切ってから粉砂糖をふりかける。
- ディップを作る。
牛乳と片栗粉をよく混ぜ合わせて小鍋に入れる。
弱火にかけてとろみがつくまでかき混ぜながら加熱する。
とろみがついた牛乳大さじ1と、ヘーゼルナッツクリームを混ぜ合わせる。ピスタチオクリームも同様にして作る。
当レシピで使っているピスタチオクリームは、イタリアシチリア産のピスタチオを使用した商品です。気になったかはぜひチェックしてみてくださいね。