日本人妻がえっ?イタリアの体調不良時のびっくりな処方2選

5月は花が美しく咲き、さわやかな気候の季節ですが、寒暖差が激しかったり、4月からの環境の変化などに伴うストレスなどのいわゆる5月病など、体調を崩すこともありますね。

夫の実家があるイタリアピエモンテ州に行った当店店長である日本人妻が、体調不良の時に出会ったびっくり体験を2つご紹介します。

 

イタリア的おかゆ リーゾインビアンコ

微熱があるときや、重だるさで食欲がない時などに、日本でも食べる「お粥」。イタリアでも体調不良の時はお粥を食べるのが定番です。

消化の良い白米は胃腸に負担をかけにくいのと、必要な水分や塩分を補給してくれるお粥は、世界で人々の胃腸を救っているのですね~

イタリアのお粥は、「Riso in bianco(リーゾインビアンコ)」といって、そのまま訳すと「白いご飯」という意味の体に優しいお料理です。白いお米がベースなのは変わらないのですが、トッピングが実にイタリアンなんです。

非常にシンプルで、茹でたお米に、「オリーブオイル」と「パルミジャーノチーズ」をひとまわしかける。体調不良時の優しいお料理と言いつつ、始めて見た時、日本人妻は思わず「え?わりとこってりちゃうんかい・・・?!」って思っちゃいました~。

イタリア的おかゆ リーゾインビアンコ

でもとっても優しくてシンプルなお味なので、少し元気がない時など、イタリアンお粥を思い出して試してみると、イタリアンな気分になれるかも。でも元気でいることが一番です!

 

イタリア的胃ぐすり アマーロ

イタリアのお粥より、日本人妻がえっ?!?!と思わず声が出たほど驚いたのが、胃腸の具合がよくないときの「アマーロ」。イタリア語で「苦い」という意味なのですが、これ、お酒なんです。食べすぎて胃をすっきりさせたいときなどに飲むことが多いです。

飲み方は、そのままもしくはお酒で割ってレモンを入れて飲む、まさに日本の焼酎のような飲み方ですね。

イタリア的胃ぐすり アマーロ

アマーロは、苦いハーブや果実、香辛料などのスパイスを、アルコールや砂糖と一緒につけたり蒸留したりして、抽出されてつくられます。地域や家族ごとにオリジナルに受け継がれていて、メーカーやブランドによって材料も製法も違うそうです。

店長の実家にあるだけでも、写真のようにこれだけ常備しているんです。

アマーロは、その歴史は長く、古代ローマ時代にさかのぼると考えられているとか。逆に、納得しちゃいますね。その時代には薬草が使われていたでしょうし、その後アルコールと融合していったということなのかな。

スタッフぴの(筆者)は、胃腸が強いのであまりご縁がないですが、イタリアに行ったときには、たくさん食べた後の整腸としてトライしてみたいと思います。

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